診療理念

診療理念

子どもたちのお口の総合的な健康支援を行います。

子どもたちのお口の総合的な健康支援を行います。

子どもは大人と違って、日々成長・発育を続けています。
口の中も、誕生から20歳頃まで全身とともに成長に伴い変化し続けています。

生後5カ月頃から乳歯が生え始め、順に乳歯と永久歯が入れ替わり、最終的にすべての永久歯が生え揃って噛み合わせが安定するのは18~20歳頃です。
この間、歯だけでなく、子どもたちは顎・顔・頭もぐんぐん大きくなり、また形態も変化していきます。

田中こども歯科医院では、このようにダイナミックに成長・変化する子どもたちのお口の総合的な評価を行っています。
赤ちゃんから大人になるまで、あらゆる年齢で虫歯や歯周病の予防治療を行い、乳歯から永久歯への生え変わりを観察し、歯並びなどの異常やお口の中に起こる病気の対応をし、虫歯のない白い歯で、美しく、噛み合わせのよいお口を育てることが目標です。

お子さまの診療で心掛けていること

当院では、子どもたちのお口の健康を守る・育むことを第一に考えています。

緊急を要する場合は、子ども達が嫌がっても泣いても、治療を行うことも時に必要です。
そのため、お子さまが嫌がるから治療しないとか、泣かさないことを最優先にした診療は行っていません。

まずは、適切に診断を行うこと、そして必要な治療・管理について保護者と相談し、お子さまの将来を見据えて最善の方法をともに考えて選ぶようになります。

治療中は泣いてしまっても、家に帰ると、「治ってよかった…」とぽつりと言ってくれる子も多いそうです。
子どもたちにとって、歯医者は決して自ら進んで行きたい場所ではありませんが、嫌だった歯医者さんに頑張って行って痛みが取れたことは、子どもでもわかるんですね。

子どもたちはとても素直で、最初は嫌がっていても、たとえば痛みを取ってくれる歯医者さんや、優しく接してくれるスタッフのことを、「自分のために何かしてくれる人」だと、親がきちんと話せば、ちゃんとわかってくれるものです。
そして、治療にも前向きになってくれます。

ときに、子ども達から見て、あえて”悪者”になるのも歯医者の使命です。でも、その誤解は子ども達が成長してくると信頼に変わっていきます。

「好かれる、嫌われる」の話ではなく、確実な診断と適切な治療を行い、診療に手を抜かないことが、当院を選んで来ていただいている保護者の方とお子さまへの子ども専門歯科医院としての責任だと考えています。

歯医者さんが嫌いなお子さまへ

田中こども歯科医院では、院長が自ら製作した手づくり絵本『はじめてのはいしゃさん』『しゃしんをとるよ』『虫歯バイバイ』を用意しています。

子どもたちにとって身近なキャラクターが患者になって、これから歯医者で行うことを先に体験しながら、わかりやすく解説してくれます。

これらの絵本をあらかじめ保護者の方がお子さまに見せ、読み聞かせることで、子どもたちは自分がここで何をされるかが具体的にイメージできるようになります。
歯医者さんという場所への漠然とした不安がやわらぎ、治療に協力的になってくれます。

子どもは診療台へ上がることがまず大変だったりするのですが、この絵本をつくってからは、自ら上がってくれる子が多くなりました。

定期健診のすすめ

日々、成長・変化を続けている子どもたちですから、早期に異常を発見し、対応するためには定期健診がとても大きな意味を持ちます。

乳歯で虫歯を経験したなら、生え変わった後の永久歯を虫歯にしないよう心掛けましょう。
そのためには、毎日のご家庭でのケアがもっとも大切ですが、ホームケアを補う意味で、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアをおすすめいたします。

当院の定期健診では、虫歯や歯周病の早期発見だけでなく、噛み合わせやお口の健康状態も合わせてチェックいたします。
お子さまの歯の健康を見守るには、長いお付き合いが必要です。どうぞ定期的に健診へお越しください。

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